医療用ウィッグの試着はインターネット、お電話一本でご自宅にお届けできる!

頭に被ったときのフィット感が不思議なほど気持ちいい

通販で困ってしまうのは、製品が手元に届いてみないと自分にあっているかがわからないこと。

リアル店で嫌なのは、試着して気に入らなくても遠慮があって妥協してしまうこと。通販にも試着があって、気に入らなければ返送無料となっていますが、闘病中の身にはそれさえも億劫です。

一長一短ですが、友人にすすめられて渋々オーダーしたのがアンベリールのシルフィという医療用ウィッグでした。

友人の存在がなければ医療用のウィッグという存在さえ知ることができなかったので、黙って押し切られてみることにしました。

ホームページから2つのタイプのシルフィを選んで試着の申込みをしたのが午後2時頃、それなのに翌日の夕方には手元に届きました。

その日はパッケージを開ける時間がなかったので、実際に箱をあけて被ったのは翌日の午前中遅め。最初に手に取ったとき驚いたのはフワッとした髪の自然な感覚でしたが、それ以上にビックリしたのは、装着が簡単でフィット感が凄かったことです。

普通のウィッグは、フィット感を得るまでがたいへん。滑り止めのフックをセットして、ウィッグの位置決めをして、それでは落ち着かないので、もう一度被り直してみて~。

ところが手元にあるシルフィを被ったら、スポっと頭に載ったかと思ったら、薄くなった髪と頭皮にピタッとハマる感じでした。

被ったままで改めてホームページを検証して分かったこと

頭に被ったとき、重いなという感じがあるのが普通のウィッグですが、シルフィにはそんな感じがまるでなかったのにも驚きました。

ろくにホームページも確認していなかったので、改めてそのサイトを確認したら、そうだったのって~。『快適の秘訣は内側にアリ!』というページに、その記述が写真と図入りで詳しく紹介されていました。十分な説明にはならないと思いますが、私なりの解釈も含めてご紹介しておきます。

  • シルフィのウィッグは重さが約70gしかなく、普通ならシリコンやポリウレタンが使われている頭の天辺のところがネット構造になっています。
  • ネット構造はとても伸縮性がいいので、それだけでもフィット感に良い影響が出ていると分かります。
  • 頭皮と髪に接するその天辺の裏側には、11.5センチもの幅の広いネット(幅広ネット)が設計されています。そのため、軽いだけではなく、通気性がとてもいいです。
  • 幅広ネットなので、普通のウィッグのように簡単にはズレないような役割も果たしています。ワンタッチピンやアジャスターがあって、気持ちよくフィットさせられます。
  • 着脱はニット帽を被ったり脱いだりするのと同じような感覚。ホームページには着脱1分とありますが、私はそんなにかかりませんでした。

軽いので、リハビリや散歩にも違和感なく着けていけます。中が蒸れて汗っぽくならないので、独特の嫌な臭みもなく最高です!