医療用ウィッグの試着はインターネット、お電話一本でご自宅にお届けできる!

ウィッグの試着は時間をかけて!酷評もあり?

その1 機能面は自分でしっかりとチェック

医療用ウィッグと普通のウィッグの違うところは、機能性にあると思います。しかもその機能性はファッションのものとは違って、患者の回復力や生命力に関わるものだから、“あったら便利”というレベルでは済まされないと考えています。その厳しさに加えて、とくに女性の場合はファッションセンスというのが問われます。

「ファッション性とともに厳しく問われる高水準の機能性」、私はこの2点を自分1人で評価するのはむずかしいと常々考えていました。そこで医療用ウィッグの試着サービスという期間を最大限に利用し、「ファッション的な評価は友人に」、「機能的な評価は自分で」というふうに分けてじっくり検討するようにしました。

機能面での評価ポイント

  • 病院でのリハビリクラスの運動でもズレることはないか。
  • 夏場に外を歩いたり買い物に出かけたりしても、ウィッグがムレることはないか。
  • 汗を含んだウィッグの衛生面や乾きはどうか。
  • 洗い、クリーニングは簡単か。
  • 通気性の良さと同時に、軽さは十分か。肩こりを起こさないか。
  • ウィッグの着脱時間、または着脱の簡易度はどうか。
  • 病床で横になって着けていても、自分に違和感はないか。

本人でなければわからない機能性は、意識的にウィッグを着けていろいろな日常シーンをやって、最終的に自分で採点しています。

その2 デザイン・見た目は友人に見てもらう

試着したウィッグは友人に客観的にみてもらって、いろいろと率直な意見を言ってもらうようにしています。私はまだ30代の中盤なので、ガンだからといって老け込むことも籠り系の大人しい女性に収まりたくもありません。

そこで評価は酷評あり、返品ありの厳しいものにしてもらっています。

見栄え・ファッション性の評価ポイント

  • 着けたときの違和感。“着けてる感”はないか。
  • ウィッグの髪質は自然か、硬かったり、ゴアゴアしたりしないか。
  • 上や後ろから見られることの多いつむじの形は自然か。
  • アレンジ後のウェーブなど、職人の技量や出来はどうか。
  • どんな服装にも合うか、とくに髪色はオーバーではないか。
  • 銀座、渋谷、赤坂、丸の内、どこにでも着けていけるか。

多少欲張りで抽象的なところもある評価項目ですが、ファッションに対する評価は、その曖昧さ・抽象的な感覚・感性が大事だと友人は言います。「銀座、渋谷、赤坂、丸の内」は、友人と2人でよく出かけるところ。

もともとの職場もこの中に含まれています。かつて医療用ウィッグを通販して試着・アレンジまでやって送ってもらった製品が、ひどくホステスみたいなウェーブがついて戻ってきたので、敢えて街の雰囲気が違う4エリアを対象に選んで、どこにでもマッチするデザイン性、ユーティリティな感性を基準に評価してもらうようにしています。