医療用ウィッグの試着はインターネット、お電話一本でご自宅にお届けできる!

良いサロンを選んでも“試着不十分”が後悔のもと

ウィッグを購入するとき、どこのサロンに行ったらいいかとか、どのブランド、メーカーがいいかということを気にする女性は多くいます。知名度や選び方を重視しています。しかし試着をしっかりとさせてくれるサロンを探したり、どうしたら間違いのない試着ができるかに神経を配ったりしている女性は皆無です。

試着とは、ただ被ってみるという程度ではなく、自分の頭へのフィット感と調整機能の有無を、時間をかけて確認する行為です。おしゃれ用のウィッグではなく、医療用のウィッグの場合は、この行程がとくに大事。試着時間が短いと、購入して帰った後、数日してから違和感に苦しむことになります。

サロンでのフィット感と、自宅に帰ってからのフィット感に違いが生じるのは、店ではスタッフの人の手を借りてしまうから。彼女たちは手順に慣れ、フィット感の出し方にも慣れています。実際にその要領を自分でマスターするには時間がかかります。そのうちに、医療用ウィッグの存在自体がうっとうしくなってしまうものです。

高価なウィッグより“日常使い”させてくれるウィッグ

医療用ウィッグは多くの場合、高い買物になってしまうので、後悔してから返品しようとしても事実上は不可能です。自分でサロンに行って、最低でも10分や20分は試着と着脱を繰り返し、自分でフィット感を出せるようになるまで試してから購入を決めましょう。似合うかどうか、アレンジや調整はその後の話です。

試着に対する考え方・ポイント

  • 似合うかどうかに気を取られていると、肝心の試着は1回きりで終わってしまう。それは頭に被っただけでホントの試着ではない。
  • 試着は、着脱の容易さとフィット感の出し方が最重要ポイント。着脱に手間暇がかかるものは面倒で使わなくなる。
  • 脱毛をカバーするためにニット帽を被る女性も多いが、いまどきのウィッグは、帽子を着脱するのと変わらないほど容易になっている。
  • フィット感のポイントはアジャスター機能とネット構造にある。ベース部分に重さを感じず、現代では伸縮性のあるネット構造が主流。
  • 医療用ウィッグは行程の大半が職人の手作り。アジャスターなどの縫製・縫付け作業の丁寧さがウィッグの寿命を左右する。
  • 医療用ウィッグはできればショートカットが良い。ウエーブもできれば緩め。嫌でなければストレートがベスト。着脱が容易で手入れが楽。

仮に最上級の医療用ウィッグを選んだとしても、試着が不十分で後で違和感に苦しむようなら最上級ではなくなります。どこのサロンとかどのブランドということよりも、試着や着脱に時間を割いてくれるお店がベストです。究極は、家に持ち帰って日常使いさせてくれる医療用ウィッグなら間違えありません。